こんな疑問を持っている方に向けての記事です。
本記事を読めば、以下のメリットがあります。
・保険の経費率の目安がわかる
・保険に加入する前に抑えるべき4つのポイントがわかる
今回ご紹介する記事は後田淳さんの”いらない保険”より一部情報を引用しています。
こちらの記事も参考にしてください
参考記事:個人年金保険は今すぐ解約すべき?投資信託との徹底比較!
後田享さんの略歴
・某大手生命保険会社歴10年勤務後に独立
・現在はオフィスバトン「保険相談室」代表として執筆やセミナー講師、個人向け有料相談を手掛ける
保険の経費率は30%以上 !?知らないと損をする保険の真実
いらない保険では、保険の経費率を調査しています。
「アクチュアリー」と呼ばれる、生命保険会社や損害保険会社で保険料の算定などを行う保険数理の専門家によると、売れ筋の医療保険の場合、保険料には、保険会社の諸経費に使われるお金が、見込みで30%ほどは含まれているそうです
(保険会社の取り分の)ヒントになるのは、保険会社の人たちが愛用している「団体保険」かもしれません。この保険は1年更新で、単年度の決算で余ったお金は「余剰金」として加入者に還付されます。例年、支払った年間保険料の30%程度には達するようです。「50%くらいに達する年度もある」と言う関係者もいます。
一方、一般個人向けに販売されている保険では、契約が長期にわたるため、団体保険のように、どの程度お金が余る保険料設定になっているのかは分かりません。
保険会社の取り分が30%程度(あるいはそれ以上)あることをあなたはご存知でしたか?
70万円相当の保証内容と引き換えに100万円のお金を払っている計算になります
保険会社も会社である以上利益を追求するのは当然と思いますが、不要な保険に手数料を払い続けるのは納得できません。

民間保険に加入する前に抑えるべき4つのポイント

保険に加入する前には以下の4つのポイントを抑えましょう
・緊急性
・重大性
・経済合理性
・不確実性

緊急性
今日・明日にでも不測の事態が起こる
判断ポイント:突発的な事故・病気に備える必要があるか
重大性
自分では用意できない学のお金が必要になる
判断ポイント:子育て世代の教育費に例えば1000万円が必要なのか
経済合理性
安い保険料で手厚い保証内容が持てる
判断ポイント:確率の低い保険であれば、保険料を抑えることが可能
不確実性
契約内容が時代の変化にあわなくなる
判断ポイント:将来のインフレ・法律の改定で契約時の保証内容で足りなくなる。避けられない問題
以上の内容を踏まえて私の入っていた保険は以下の理由で解約しました。
・終身型掛け捨て生命保険(がんなどの病気の時の入院費)月2500円/月
⇛がんにかかっても健康保険を使うと最大50万円。貯蓄でカバー可能
・個人年金保険 月15000円/月
⇛老後資金作りは投資信託などの株式投資で実践
では、上記を踏まえて本当に必要な保険は私は以下の3つと考えています。
検討しても良い保険3選
・掛け捨て死亡保険(妻子持ち)…世帯主が死亡した時に子供の教育費のため
・火災保険…少額で手厚い保障内容をもてる
・自動車保険(対人・対物の無制限)…万が一人身事故をした場合の多額な費用のため
こちらの動画が参考になると思います。
まとめ:保険の加入は必要最小限に抑えましょう

・保険の経費率の目安は30%(保険会社の利益、宣伝費、人件費)
⇛保険内容によると思いますが、コスト高と思っていたほうが無難
保険に入る前にいかの4つのポイントを抑えましょう
・緊急性
・重大性
・経済合理性
・不確実性
あなたが加入している保険は上記4つを満たせていますか?
・保険は何歳まで生きると想定しなければいけないか
・大病にかかった時の具体的にいくら必要か?
などの疑問を持った方は、後田享さんのいらない保険を是非読んでみてはいかがでしょうか?
たった1000円以下の書籍1冊で将来の何十万円、何百万円相当の出費を抑えられるかもしれません
こちらの記事も参考にしてください
参考記事:個人年金保険は今すぐ解約すべき?投資信託との徹底比較!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。